肩こりを感じている人にとってはとても救われるタイトルですよね。
この先生の経歴が面白く、今の仕事もすごく楽しんでいる感じがにじみ出ていました。
本の中身も体の仕組みに詳しくない人にもわかりやすく書かれていました。
「肩こりはただ筋肉そのものに原因があるわけではなく「背骨と肩甲骨」にある。」
「自然に直立の姿勢をしたとき、手のひらが後ろに向いている人のほとんどは、肩が凝っている」
これはわかりやすい説明だと思います。
手のひらが後ろをむいていると自然と背中が丸くなりやすくなる。
「こりとりウォーク・・手のひらを正面に向けるだけ」
これは画期的。
ただこれだけなんだけどすごく肩甲骨が動く。
「歩くときに、あえて腕を「後ろ後ろ」に降るということ。」
後ろ、後ろのイメージはとても分かりやすい。
歩くときには前、前と行きやすいので、肩甲骨の間が開き背中が丸くなる人もいる。
「お金がないことよりも、家族がいないことよりも、仲間がいないことよりも、仕事を失うことよりも、健康を害してしまうことが、人間一番不安になるそうです」
健康はなによりも大事を言うことですよね。
「ネガティブとは逆の思考、・・・前向き、プラス思考・・・・
完璧を目指さない、死ぬこと以外はすべて許容する。」
この発想が本当にこの作者の面白いところだと思います。
確かに生きていれば、それだけで十分ですよね。
「人が足を組む理由は「固定願望」です。」
長い脚がぶらぶらしていては落ち着かないからですよね。
そう思うと足を組む事もなんだか悪い気はしなくなりました。
毎日の少しずつの事ですが、気を付けているだけで変わるなら、実践あるのみですよね。